産カン北海道

日本産業カウンセラー協会北海道支部の会員、養成講座受講の方々の交流の場

傾聴トレーニング&交流会 @ 釧路に行ってきました

雲ひとつない秋晴れの土曜、

傾聴トレーニング&交流会が釧路にて開催されました。

 

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今回の釧路開催にあたって北海道支部養成講座部・会員部では、道東地区にお住いの産カンのみなさんへ以下 ↓ にあるデザインのご案内ハガキをお送りしました。

 

デザインには当ブログのピクトサインですっかりおなじみの大塚さんが登場です!!

 

はぃ、こちらから。

 

ドン!!

 

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ハガキという超アナログな媒体でのご案内となりましたが、WEBメール慣れしたみなさんにおかれましては往復ハガキってきっと最近はメッキリと見かけることの少なくなったのではないでしょうか。

なので意外とインパクトがあったのではないかしらん、なんて思ったりしています。

ご案内の届いたみなさん、いかがでしたか ??

 

 

札幌から釧路まで4時間の電車の中、私は一冊の本を読破してしまいました。

その本はこちらです。

 

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ちなみにお昼ごはんは東屋(川北分店)というそば屋で「せいろ蕎麦」と「かしわぬき」をオーダー。

 

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なんとこの日は半額デーだったようで620円。

ちょっと得した気分に・・・。

とても美味しくいただきました。

 

 

本日の会場はコチラ、釧路市民活動センター「わっと」です。

わっと・・・??

そのことばにはどのような意味があるのでしょうか・・・。

 

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こんなに大きく「わっと」と書かれているにもかかわらず、私は二度ほど会場の前を素通りしてしまいましたが、ようやく「わっと」に到着です。

 

開始時刻の1時間ほど前、すでに大塚さんがホワイトボードに本日の進行を書き終えておりまして、ご本人はマッタリとくつろいでいます。

 

これから始まる傾聴トレーニングを前に、すでに一仕事を終えた感じの大塚さんはこちら。

 

ドン!!

 

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とはいえ、そこは大塚さん。

今回ご参集いただきました7名のみなさんがお揃いになった段階で、一気にエンジン全開です!!

 

スイッチ・オン!!!!

 

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本日は大塚さんと岡村さんのおふたりが指導者の任をお務めです。

(ご苦労さまでした・そしてありがとうございました)


 

私もこの日は傾聴トレーニングに参加させていただくことに。

 

こころがけたのは「気持ちを聴いて伝え返す」です。

 

何事も基本が大事、きっと・・・。

そう思って(気持ちを聴いて伝え返す・気持ちを聴いて伝え返す・気持ちを聴いて伝え返す・・・)こころの中で何度もこの言葉を反芻、トレーニングにいどみます。

 

本日はふたつのグループに分かれて傾聴トレーニングが開始されました。

 

私はカウンセラー役をイの一番に体験させていただきました。

ですが・・・・・・

う~む・・・・・・

どうでしょう・・・

あぁすればよかった、こぅ受け返せばよかった・・・海よりも深く反省しきりです。

その時ふと、空手の師匠・大澤先生がよく言うことばを思い出しました。

 

「いいですか、使わない刀は錆びますよ!!」

 

大澤先生、御意です。

鍛錬を重ねたいと思います。

 

 

カウンセラー役が終わった途端にすっかりとリラックスしちゃいました、自分。

おかげさまをもちまして3回目はまったりとした気持ちでクライアント役にいどませていただきます。

 

(さぁて・・・何を話そっかなぁ~・・・)

 

お役ゴメンとなった自分のアタマの中をいろいろなエピソードが駆け巡ります。

 

「それでは始めてください」

 

大塚さんのタイマーを押す音を聞いた瞬間、私はこの場で全く話をするつもりのなかったはずの、こころの襞(ヒダ)に澱(オリ)のように溜まっていた悲しみのエピソードが、堰(セキ)を切ったようにススススス・・・口からこぼれ始めました。

 

『実は最近困ったことが(困ってるのか、自分は??)・・・』

『いや、困ったこと、というか(なんなんだろう??)・・・』

 

次いで自分の口から出てきたのは全宇宙的な悲しみの底に』。

そんな意外なことばです。

 

本人ですらも想像だにしなかったことばが、カウンセラー役の方とクライアント役の私のあいだに出現した海の静かな波のあいまに、小さなシャボン玉のような割れやすいカタマリとなって ことばは(ポコりと)浮遊します。

 

揺蕩(たゆた)うシャボン玉を見つめながら、しゃべり続ける自分とは違うもうひとりの自分はこんな詩を思い出していました。

 

 

あの青い空の波の音が聞こえるあたりに

何かとんでもないおとし物を

僕はしてきてしまったらしい

 

透明な過去の駅で

遺失物係の前に立ったら

僕は余計に悲しくなってしまった

 

谷川俊太郎「かなしみ」

 

 

クライアント役になって気づくことって、カウンセラー役と同じくらいたくさんあるのだな、そう思いました。

 

 

16時すぎ、傾聴トレーニングは無事終了。

 

この場で交わされた話のさまざまはすっかりと「わっと」の会議室に置いておきまして、私たちは気分をあらたに交流会会場までテクテク歩いて向かいます。

 

会場となったのは「海へ 」釧路中央店という居酒屋です。

 

松山支部長の支部活動ご報告、そして乾杯によって場は一気に和んでいきます。

 

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同じ産カン仲間のみなさんとの貴重な時間を大切にしたい、強くそう思いました。

 

 

2軒目は数名で「しらかば」とゆう名の炉ばた屋さんにむかいます。

 

酔いのまわった私、女将に日本酒・北の勝を頼んだところ・・・

「あんた、釧路に来たんだから釧路の酒を飲みなさい!!」

そう怒られてしまいました。

 

そうか北の勝は釧路じゃないんだ、根室だったのか・・・。

 

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ご参加いただきましたみなさん、ありがとうございました!!

ぜひまた開催しましょう!!