産カン北海道

日本産業カウンセラー協会北海道支部の会員、養成講座受講の方々の交流の場

【産カン川田の旭川通信】第11回 「『オプションB』を読む」

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こんにちは、旭川在住の産カン川田です。

 

 

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川田さん、こんにちは。

 

 

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そういえば4月7日(日)「傾聴トレーニング&交流会」の旭川での開催が決定したのですね!!

 

 

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そうなんです、ちょっとインフォメーションです。

 

 傾聴トレーニング&交流会@旭川

4月7日(日)13:00~16:30(17:00から交流会を予定)

 会場は『ときわ市民ホール』研修室401(旭川市5条通4丁目)

 

川田さん、ご参加いただけ…

 

 

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はぃ!!

川田は申し込み完了しております!!

 

 

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一応〆切が迫っていますが、道北エリアにお住いのみなさまで、まだ申し込まれていない方がいらっしゃったら北海道支部までご連絡くださいませ。

さて川田さん、本題ですね。

 

 

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去年の4月から「オプションB」という本を題材にして勉強していますが、今回はその第9章を取り上げます。心に響いたところをピックアップしますね。

 

『失敗やあやまち、悲劇が起こったときに組織が下す決定は、回復の早さと力強さを左右し、その後の栄光と転落を分けることも多い。失敗からしなやかに立ち直るためには、失敗から学ばなくてはならない。頭ではわかっていても、なかなかそうはできないのがつねである。自信がなくて自分の失敗を直視できないこともあるし、プライドが高すぎて失敗を認められないこともある。だから率直に話す代わりに、身構えて閉じこもってしまう。レジリエントな組織は、あやまちや後悔を認めやすい文化を育むことによって、このような感情を克服しやすくしている』When failures, mistakes, and tragedies happen, organizations make choices that affect the speed and strength of their recovery – and often determine whether they collapse or thrive.To be resilient after failures, we have to learn from them. Most of the time, we know this; we just don’t do it. We’re too insecure to admit mistakes to ourselves or too proud to admit them to others. Instead of opening up, we get defensive and shut down. A resilient organization helps people overcome these reactions by creating a culture that encourages individuals to acknowledge their missteps and regrets.(203P)

 

 

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うむ~「失敗」って、誰でもありますよね。

その失敗を認めるってなかなか難しくてウジウジしちゃいます、僕…。

 

 

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大きな失敗から小さな失敗まで、私の人生は失敗だらけです。

その中でもいまだに夢に出てくるのが、車を運転しているときに一時停止しなくてつかまってしまったことです。

住宅街の細い道路から旭川の「南6条通り」という幹線道路に出るときだったので、もちろん、一時停止してるつもりなんですよ。

でも幹線道路に出て少し進んだ先に、勝ち誇った警察官の顔が!

 

 

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あらま!

 

 

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免許をとって30年で捕まったのはその1回だけですからね。

なまじゴールド免許だったのでブルーになっても5年もあって、早くゴールドに戻りたいのに、屈辱のブルー5年でした。

 

 

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ブルージーンズメモリーですね~。

 

 

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近藤真彦ですね…。

それ以来、一時停止の逆三角形の標識を見るたびに、あのときの屈辱を思い出して、必要以上にきっちりと止まってしまいます。

そんなこんなで【スケバン刑事】世代の私、産カン川田は、警察の呼び方は「マッポ」です!!

きっと【積木くずし】世代の魚屋セキカワさんはどうですか??

 

 

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そうですねぇ~【積み木くずし】とゆうよりも~、もちょっと早くOAされた【3年B組金八先生】の世代ですね~。

まさに僕の生まれ故郷が舞台で、ちょうど中学生だったのでリアルに観ていました。

ただ自分は校内暴力を遠巻きにみていた優等生だったので、警察の方の呼び名は「おまわりさん」か「警察」ですね~。

 

 

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なるほど!!

かなり話が脱線しましたが、品性が求められる産業カウンセラーとしては「警察官の方」などと呼称しましょう!!

 

閑話休題、本の趣旨に戻ります。

失敗は失敗として受け入れて向き合って、以後の生活態度を改める、ということでしょうか。

そして組織としてもそのような雰囲気を作ることが大切ということなんですね。

そこまではわかるんですけど、組織にも「レジリエントな組織」というものがあるということが、新たな発見でした。

 

続いてこちらです。

『人は安心してまちがいについて語れる環境にあるとき、過失を報告しやすく、犯しにくくなる』When it’s safe to talk about mistakes, people are more likely to report errors and less likely to make them.(207P)

 

 

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これはよく理解できます。

 

 

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一度の失敗は取り返せますが、それをごまかそうとして隠してしまうと取り返しのつかないことになってしまうことがありますよね。

 

 

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「いや~、やっちゃいました!申し訳ありません!」とまず謝ってアドバイスをもらえば、だいたいのことはなんとかなりますが、ミスが許されない雰囲気の職場だと、つらいですよね。

 

 

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失敗を隠すというほどではなくても、報告する前に、ある程度リカバリーしておこうなどと思って、余計なことをして逆に悪化させがちですよね。

 

次です。

『ネガティブなフィードバックを受け止め、適切な対策をとることでこそ、潜在能力を伸ばせるのだと励ましてくれた』Sue Ashford, had taught him that gathering and acting on negative feedback is how you reach your potential.(209P)

 

 

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新しい働き方、が提唱されて以来、ずいぶんと叱ってくれる上司が減りましたね。

 

 

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パワハラという言葉が出てきてからは、叱ってくれる上司は天然記念物レベルになってしまいました。

ネガティブなフィードバックは、する方もエネルギーを使うんですよね。

 

 

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そうですよね。

ある意味でフィードバックしてくれる人は、本当に優しい人ですよね。

 

 

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ネガティブなフィードバックをされたときに、「ありがたい」と思える人は伸びる人ですよね。

あまり関係ないことですが、「私は褒められて伸びるタイプなんです」とか、40過ぎて言う人がいますけど、微妙ですよね。当然、私も褒められて伸びるタイプですけど!!

 

次です。

『フィードバックを聞き入れる能力は、レジリエンスの証である』The ability to listen to feedback is a sign of resilience.(213P)

 

フィードバックを聞き入れる能力が成長につながるのは理解しやすかったのですが、レジリエンスの証でもあるということです。

 

 

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急がば回れ」と「急いては事を仕損じる」ということわざがありますが、どっちも真実ですよね。

 

 

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それと同じで、人からアドバイスやフィードバックをもらったときに素直に聞くか、頑固に聞かないかは、どっちも間違いではないと思うんです。

でも今、うまくいっていないなら、人からの助言は素直に聞いたほうがよいのかなと思っています。

必ずしも全面的に変えてしまわなくてもフェードバックを聞き入れて今の自分を改善することはできるのかなと思います。

レジリエンス的には変えずにしがみつくこと、執着することが最悪なのかなと思います。

さて、次回はいよいよ最終回、第10章に入っていきますよ!

 

 

【おまけの旭川クイズ】

 

 

今年で39回目を迎え、3月9日・10日に旭川で開催されたクロスカントリースキーマラソンの国際大会の正式名称は何でしょうか??

 

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傾聴トレーニング&交流会 @帯広 に行ってきました!

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アムロ、行ってきましたー!!!!

 

 

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会員部のアムロ今井・・・。

・・・一体どこに行ってきたのかな。

 

 

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はい!

産カン北海道支部会員部の一員として、帯広で開催された傾聴トレーニング&交流会に行ってきました!!

 

 

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そいつはご苦労さま。

釧路の時は僕が行ってきたのだが、今回の傾聴トレーニング&交流会@帯広はどんな感じで開催されたのかな。

 

 

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艦長、今回はふたつのグループに分かれての傾聴トレーニングを開催しました。

みなさん、それぞれに【傾聴する】の技法を確かめるようにカウンセラー役、クライアント役、そして観察者役を体験することができたようです!!

 

 

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その時の写真は・・・

 

 

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熱のこもった2グループの傾聴トレの様子にすっかりと感心してしまい・・・

すみません!写真をすっかりと撮り忘れてしまいました!!

 

 

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・・・そうか、それは仕方ない。

で、夜の交流会はどんな感じだったのかな。

 

 

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夜は撮ってます!

こんな感じです。

 

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あっ、大塚さんだ。

 

 

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釧路での実技指導者としてもご参加いただいた大塚さん。

今回の帯広でも岡村さんと一緒にご参加いただきました。

傾聴トレのときの内容はその場にすべて置いてきて、地区での産カン活動を継続的に盛り上げるべく、仲良く交流しました!

 

そして次回のご案内です。

会員部・フラウボウ宗原、ご案内して。

 

 

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フラウボウ宗原です。

次回は旭川で4月7日(日曜)開催予定です。

こちら、私がしっかりとサポートしてきます!!

 道北エリアにお住いの産カンのみなさま、まもなくお手紙でご案内しますので…

 

 

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よろしくおねがいします!! 

 

 

【産カン川田の旭川通信】第10回 「『オプションB』を読む」

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魚屋セキカワさん、大変です!!

 

 

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 おっと川田さん、どうしました??

 

 

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まさに【悲報】です!!

 

 

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おっと【秘宝】ですか??

 

 

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違う!!

 

 

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では【美貌】ですね??

 

 

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違う!!

そうじゃなくて悲しいお報せの【悲報】!!

旭川にとっての大損失です!!

 

 

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あらま…。

 

 

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最近では観光バスも立ち寄り、行列ができることで有名な「堂前たばこ店」さんが3月で閉店するということです。

 

 

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あらま…知らない…。

どんなたたずまいですか??

 

 

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はぃ、写真はこちら!!

 

せぇの…

 

 

どん!!

 

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川田さんも芸風が世界のホンダさんっぽくなってきましたね~。

 

 

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ガハハ!!

 

 

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ってゆうか、単なる宝くじ屋さんじゃないですか。

 

 

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と思うでしょう?!

たしかに堂前たばこ店さんは宝くじの販売店ですが、多数の高額当選を出すことで有名です。

 

 

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へぇ~…。

宝くじを買うって行為は、近い将来に奇跡的な確率で当たる人のための募金活動だと思ってました。

 

 

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そうそう、募金……違う!!

ぅん??

ま、そうゆう面は否めませんが…。

とにかく有名店だったので、これまで堂前たばこ店さんで宝くじを買っていたファンの方がひどく落ち込んで悲しんでいました。

 

 

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う~む…。

そうゆうものですかねぇ…。

 

 

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あれ??

さては魚屋セキカワさん、宝くじを買いませんね??

 

 

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はぃ、全く。

川田さんは宝くじをよく買っているのですか??

 

 

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……。

さて、去年の4月から「オプションB」という本を題材にして勉強していますが、今回はその第8章を取り上げます。心に響いたところをピックアップしますね。

 

 

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で、川田さんもお店がなくなると聞いて「ひどく落ち込んで悲しんだ」クチですよね…きっと。

 

 

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……。

まずはこちらのフレーズから。

 

『もちろん、希望だけあっても十分ではない。現に、希望をもっていた乗客の多くが命を落としている。それでも希望があれば、絶望に屈さずにいられる。研究によれば、希望が生まれ、持続するのは、「人々のコミュニティが新たな可能性を思い描くとき」である。新たな可能性を信じれば、永続化を克服し、新たな選択肢を模索しやすくなる。前進する意欲を奮い立たせ、その方法を見つけることができる。心理学者はこのような希望を、「根拠ある希望」と呼ぶ。すなわち、自分の行動によって事態を改善できるという認識に裏打ちされた希望である』Of course hope by itself isn't enough. Many of the passengers had hope yet still lost their lives. But hope keeps people from giving into despair. Researchers find that hope springs up and persists when " communities of people generate new images of possibility." Believing in new possibilities helps people fight back against the idea of permanence and propels them to seek out new options; they find the will and the way to move forward. Psychologists call this " grounded hope " - the understanding that if you take action you can make things better.(181P)

 

 

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なるほど「新たな可能性」っていい言葉ですね。

 

 

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引用した箇所は、飛行機が雪山に墜落して救助隊を待つという非常に過酷な状況での話です。

その場で「単なる希望的観測」としての「希望」を持つのではなく、「根拠ある希望」を持ち続けた人が、この過酷な状況を生き抜いたということなんですね。

 

 

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「自分の行動によって、事態を改善できる」という考え方も前向きですね。

 

 

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そうですね。

ただ希望を持つだけではなく、どのように希望を持つかが問われていたんですね。

 次です。

 

レジリエンスは個人のなかで育まれるだけではない。個人のあいだで―地域で、学校で、町で、政府で―育むこともできるのだ。人々が一緒にレジリエンスを育めば、個人として強くなれるだけでなく、コミュニティとしてともに障害を乗り越え、逆境を未然に防ぐことができる。集団のレジリエンスを育むには、たんに希望を分かち合うだけでなく、経験、物語、そして力を分かち合うことがカギとなる』Resilience is not just built in individuals. It is built among individuals - in our neighborhoods, schools, towns, and goverments. When we build resilience together, we become stronger ourselves and form communities that can overcome obstacles and prevent adversity. Collective resilience requires more than just shared hope - it is also fueled by shared experiences, shared narratives, and shared power.(183P)

 

 

これまでレジリエンスを勉強してきましたが、本で読むのと実際の生活のなかで実行するのでは大違いで、なかなか難しいと思います。

ですから、一人の人がレジリエンスを身につけることは、それだけでもとても貴重で素晴らしいことですよね。

でも、これが複数の人や仲間、グループ、サークルなど、多くの人のあいだで共有できたなら、どんなに素晴らしいことか!

最近よく「安全安心な場」という表現を聞きますが、集団のレジリエンスを育むには、気心の知れた仲間とよくコミュニケーションをとって、いろんなことを共有していけばいいんですね。

 もうひとつ。

 

『私たちの人間らしさ―生きようとする意思や人を愛する能力―は、人とのつながりから生まれる。そして個人と同様、コミュニティもトラウマを経て成長し、力をつけていける。いつかわからないが、その力が必要になるときが必ずやってくる』We find our humanity - our will to live and our ability to love - in our connections to one another. Just as individuals can find post - traumatic growth and become stronger, so can communities. You never know when your community will need to call on that strenght, but you can be sure that someday it will.(199P)

 

 

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個人が成長するのは体験的に理解できますが、コミュニティが成長するという考え方もある…。

 

 

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仕事上の組織としてチームが成長するというのは理解できるのですが、「コミュニティがトラウマを経て成長し、力をつける」ということは、まったく想像もしたことがありませんでした。

 

 

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例えば、去年の9月の地震を経験した被災地のコミュニティが苦難を乗り越えて、成長する、といった感じでしょうか。

 

 

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このあたりの事情は、私たちの仲間である世界のホンダさんが被災地にボランティアで入っていますので、様子を聞いてみたいですね。

さて、次回は第9章に入っていきますよ!

 

 

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で、川田さんは宝くじを堂前たばこ店でよく買ってたんですか?

川田さ~ん!!

 

川田さ~ん!!

 

 

【おまけの旭川クイズ】

 

前回の答えは「兵」でした。

あの家の所在地は「旭川市東旭川町下兵村〇〇番地」という住所なんですね~。

ちなみに「上兵村」もあります。

 

さて、今回の問題は「細かすぎて、どうでもいい旭川クイズ」です。

 

第1問

冬に開催されるイベントは札幌は「雪まつり」。

では、旭川は?

 

第2問

京都にあるのは四条通(しじょうどおり)。

では、旭川にあるのは?

 

第3問

旭川の旭山という場所にある、全国的に有名な動物園の正式名称は?

 

(つづく)

産カン同期会2014が開催されました!!

みなさん、こんにちは!

多忙を言い訳にしてすっかりとブログ更新をサボっている魚屋セキカワです。

 

日本産業カウンセラー協会北海道支部・会員部では、産カン会員間の交流を促進する:をミッションとしておりまして、ブログの運営管理もその具体であったりします。

 

そして先日、その交流の流れのひとつとして【産カン同期会】をニギニギしく開催したのです。

まずは2014年度に養成講座で学んだみなさまへのご案内を行いまして、総勢16名での会合となりました。

 

その際の写真がこちらです。

 

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良い感じでピンがズれていますね~!!

 

実は左端に見切れてますが、松山支部長にもご参加いただいております。

そして会員部の精鋭、アムロ今井さんとフラウボゥ宗原さんも参戦!!

みなさんどのような勉強をしているのか今はどのような仕事をしていて、どのようにカウンセリングスキルを活かしているのか…情報交換はつきることのなく、話は大いに盛り上がりました~!!

 

みなさん!!

ぜひ「自分の年次も同期会を開催して!!」とゆうリクエストがございますれば、ドシドシとこちらのブログのコメント欄にご記載ください(すぐに画面UPはしません。まずは事務局のみで確認しますのでお名前とメールアドレスもご記載くださいネ)。

 

みんなで広げよう、産カンの 輪!!

(古いか…)

 

傾聴トレ&交流会 @函館、ニギニギしく開催!

1月14日、月曜祝日。

函館にて傾聴トレーニング&交流会が開催されました。

 

こちら、産カンブログ編集長の魚屋セキカワが参加できませんでした(涙!)。

そこで函館にお住いの福島さんからのレポートでご報告させていただきます。

 

 

この日、傾聴トレーニングは参加者5名でスタートです。

傾聴の基本に立ち返り、クライアントの気持ちを聴き伝え返すことの実践をこころがけます。

クライアント役の異なった応答による変化からカウンセリングのプロセスの一端に触れることができ、多くの学びを得ました。

みなさんからは「全然知らない人がクライアント約なのは久しぶり」「新鮮で面白かった」「気が抜けない会なので疲れた」「傾聴は難しい」などなど、やはりトレーニングの重要性を痛感することができました。

 

続いて夜の部・交流会は5名でのスタート。

しっぽりと飲みながらお話しするにはちょうどよい人数でした。

 

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趣味のお話しや最近新しい学びに挑戦していることなどで盛り上がり、充実した一日となりました!

 

 

産業カウンセラー養成講座・体験講座&説明会 !!

新年あけましておめでとうございます。

さて、産業カウンセラー協会北海道支部からのご案内です。

 

春からの産業カウンセラー養成講座受講をご検討されている方々を対象とした【体験講座&説明会】を開催いたします。

みなさまのお知り合いの方で『産業カウンセラーに興味があるのだけれど…』『どのような勉強をするのか不安…』といった思いをお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひご参加のお誘いをおねがいします。

【必見】体験講座&説明会のお知らせ | 一般社団法人 日本産業カウンセラー協会 北海道支部

 

そしていよいよ、春からの養成講座のご案内が2月4日(月)より始まります!

養成講座のご案内 | 一般社団法人 日本産業カウンセラー協会 北海道支部

ご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ養成講座のご紹介をお願いいたします。

 

今年もブログ【産カン北海道】をご愛顧のほどよろしくおねがいします!

会員部一同

 

 

【産カン川田の旭川通信】第9回 「『オプションB』を読む」

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こんにちは、旭川在住の産カン川田です。

 

 

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こんにちは、川田さん!

 

 

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セキカワさん、先月、旭川で大事件がありました。

 

 

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おっと、それは何でしょう…??

地震があったとか、世界のホンダさんがやってきたとか…。

 

 

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なんと、NHKブラタモリ」で旭川が取り上げられたのです!!

 

 

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あらま!!

ブラタモリの本まで出ていますよね~!!

具体的には旭川のどこが取り上げられたのですか??

 

 

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カムイコタンや旭山動物園、旭橋、常盤公園などをタモリさんが歩いていました。

こんな感じですね~。

 

 

 

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へぇ~…!!

 

 

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札幌や小樽、函館、富良野といった華やかな街にくらべ、動物園以外は地味な印象のある旭川が、あのブラタモリに取り上げられるとは!

 

 

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きっとブラタモリらしい、旭川にある歴史からの物語の浮彫りでストーリー構成されていたのでしょうね~。

 

 

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そうです、市民として感無量です。

 さて!!

 

 

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さて!!

 

 

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4月から「オプションB」という本を題材にして勉強していますが、今回はその第7章を取り上げます。心に響いたところをピックアップしますね。

 

 

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お願いします!!

 

 

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『子どもは自分に与えられた機会や、親、保護者、教師、友人たちと築く関係を通じて、レジリエンスを育んでいく。まずは子どもが次の4つの核となる信念をもてるよう、手助けすることが出発点となる。

①自分の人生は自分である程度コントロールできる

②失敗から学ぶことができる

③自分はひとりの人間として大切な存在である

④自分のために役立て、他人と分かち合うことのできる強みが自分にはある』Building resilience depends on opportunities children have and the relationships they form with parents, caregivers, teachers, and friends. We can start by helping children develop four core beliefs: (1) they have some control over their lives; (2) they can learn from failure; (3) they matter as human beings; and (4) they have real strengths to rely on and share. (155P)

 

レジリエンス」という言葉は最近こそ聞かれるようになってきましたが、あまり一般的な言葉ではないかもしれません。

 

 

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ですよね…「レジリエンスについて、100字以内で説明せよ」と突然に言われたら、完全に目が泳いでしまいます。

 

 

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おそらく「回復力」「復元力」「弾性」という意味で大丈夫だと思いますが、私たち産業カウンセラーが関わる場面では、ストレスがかかった状態に耐えて元の状態に戻る力のことを指すケースが多いので、広い意味で「ストレス耐性」と似たような意味だと考えてもよいのではないでしょうか。

ただし、厳密には同じ意味ではないので「ストレス耐性」と「レジリエンス」の意味の違いを考えることで、理解が深まるかもしれません。

 

 

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①~④はサッと読むと「そうだな」と感じますが…。

 

 

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ですよね…しかし1つずつをじっくり吟味すると、自分の子どもに対してそのように教育できているかというと難しい気がします。

 

 

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自分自身のことを考えても言葉では理解できるのですが、本当にギリギリのプレッシャーがかかる場面でこれらのことを信じ切れるかというと、自信はありません。

 

 

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このような信念を持つことは難しいかもしれませんが、小・中・高と、それぞれの発達段階で、とても大切なことだと思います。

小学校の冬休みの宿題で「書き初め」があって、小3の子が「失敗から学ぶことができる」とか書き出したら、ちょっと驚きますけどね。

 

次はこちらです。

 

『彼女はこれを「葛藤をノーマライズする(あたりまえのこととして受け入れる)」と呼んでいる。親が失敗を「避けるべき不面目」ととらえずに、「学ぶべき機会」として歓迎すれば、子どもは積極的にものごとに挑戦するようになる。子どもが算数でつまづいたら、「算数は得意じゃないのね」という代わりに、「算数を難しいと感じるのは、脳みそが成長している証拠よ」といってみましょうと、ドゥエックは勧めている』She calls this "normalizing struggle". When parents treat failure as an opportunity to learn rather than an embarrassment to be avoided, kids are more likely to take on challenges. When a kid stuggles at math, instead of saying, "Maybe math isn't one of your strengths," Dweck recommends, "The feeling of math being hard is the feeling of your brain growing".  (160P)

 

 

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うん、ポジティブな伝え返しですね。

 

 

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自分の子どもに失敗はさせたくないですよね。

今ちょうど我が家の長男が大学2年生で就活をどうしようという話をたまにするんですけど、就活のような一生のことで失敗を経験させるのは恐ろしいですね。

でも、自分では考えていなかった業種や規模の企業にエントリーしてみるとか、とにかく小さなトライをたくさんしてみろというふうに助言してやりたいなと思っています。

 

 

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親心ですね。

 

 

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トライしてみてうまくいかないのは「失敗」じゃないんだよと。

 

 

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親だからこそ言ってあげられる一言ですね。

そのような考え方ができるようになれば、テンション下げずにたくさん挑戦できていいですよね!

 

 

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そうですよね。

シェリルは次のようにも言います。

 

『適切な支援があれば、信念は行動を駆り立て、やがて現実化する。失敗は学習のチャンスだと信じていれば、守りの姿勢を緩め、よりオープンになれる。自分は価値のある大切な存在だと信じていれば、人助けにもっと時間をかけるようになり、自分の価値をさらに高められる。自分に強みがあると信じていれば、それを活用できる機会が与えられる』With the right support, beliefs can fuel action and become self-fulfilling. Believe you can learn from failure and you become less defensive and more open. Believe you matter and you spend more time helping others, which helps you matter even more. Believe you have strengths and you start seeing opportunities to use them   (166P)

 

この分の「適切な支援」という面において、私たち産業カウンセラーが役立てることがあると思います。

失敗を恐れずにオープンになるためには「支え」が必要だということです。

 

 

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ひとは決してひとりでは生きていなくて、社会的関係性の中で支え合って生きていますものね。

 

 

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自分ひとりでは一歩踏み出す勇気が持てなくても、はじめに誰かに支えてもらえば行動しはじめることができると思います。

私たち産業カウンセラーは、誰かの支えになるために日々、スキルを磨き人格を高めようと努力しています。

近い将来、誰かの支えになれたらいいなと思います。

 

次です。

 

『デーブが亡くなって間もなく1年という日の午後、息子の学校の音楽会に行った。うらやましがるのはやめようと、どんなに自分にいい聞かせても、わが子を見つめる父親たちのまなざしに、私たち家族が失ったもの、そしてデーブが失ったものを、まざまざと思い知らされた。帰宅するとすぐ、泣きながら2階に駆けあがった。あいにくこの日はまだ仕事が終わっていなかった。世界中からフェイスブックの大手クライアントを招いて行う、年に一度の夕食会を主催する大仕事が残っていたのだ。ゲストが続々と到着しはじめているというのに、まだ気持ちを立て直せなかった。そばにいた息子に、泣くのをやめてもう行かなくちゃね、といった。すると息子は私の手を握っていってくれたのである。「そのまま行けばいいよ。泣いていたっていいじゃない。ぼくらに何が起こったのか、みんな知ってるんだから」。そしてこうつけ加えた。「ママ、みんなにもたぶん泣きたいことがあるはずだよ。だからそのままでいいんだよ」。私が息子に教えようとしていたことを、息子は私に教えてくれたのである』Nearly a year after Dave died, I attended my son's music concert at school one afternoon. As hard as I try not to be jealous of others, seeing all the fathers watching their children was a stark reminder of what my children and I lost - and what Dave lost. As soon as I got home, I ran upstairs in tears. Unfortunately, my workday wasn't over; I had to host the annual dinner for Facebook's largest clients from around the world. As people started arriving, I still couldn't pull myself together. My son was with me, and I told him that I needed to stop crying and go downstairs. He held my hand and said, "You should just go. And it's okay if you're crying. Everyone knows what happened to us". Then he added, "Mom, they probably have things they cry about too, so you should just be yourself". He was teaching me what I had tried to teach him. (178P)

 

 

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いやー、自分の子どもにこんなこと言われたら、涙を我慢できないですよね。

 

 

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ですよね~。

この章のタイトルが「レジリエントな子どもを育てる」でしたが、これでもうバッチリですね。

自分で自分と向き合い、受け容れ、そのままの自分として認める。

産業カウンセラー協会北海道支部のブログの記事として書いているので、なにか教訓めいたことを言いたいのですが、水泳平泳ぎの北島康介ではありませんが「なんも言えねえ~」ですね。

 

 

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子どもって、スゴイですよね。

 

 

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そう、そしてこんなふうに子育てをしたデーブとシェリルも素晴らしいですね!

だからこそ、つい「いま、デーブが生きていたら・・・」と思ってしまいますが、シェリルと子どもたちは、その段階を乗り越えつつあるんでしょうね。

 

 

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一歩一歩、ですね。

 

 

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さて、次回は第8章に入っていきますよ!

 

 

【おまけの旭川クイズ】

 

さて、下の写真はブラタモリでも紹介された、現存する唯一の屯田兵が住んでいた家屋です。

実はここ、私の家から車で5分ほどのところ。

放送を見てビックリしました!!

 

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ここで「旭川クイズ」です。

 

写真の屯田兵の家が建っている場所の住所は旭川市東旭川町下〇村~」というものですが、〇に入る感じは何でしょう??

 

ヒント:屯田兵が住む場所ですからね。

 

ネタ切れが近づいてきている「旭川クイズ」ですが、ブラタモリのおかげで一回分助かりました(笑)。