産カン北海道

日本産業カウンセラー協会北海道支部の会員、養成講座受講の方々の交流の場

【産カン川田の旭川通信】第11回 「『オプションB』を読む」

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こんにちは、旭川在住の産カン川田です。

 

 

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川田さん、こんにちは。

 

 

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そういえば4月7日(日)「傾聴トレーニング&交流会」の旭川での開催が決定したのですね!!

 

 

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そうなんです、ちょっとインフォメーションです。

 

 傾聴トレーニング&交流会@旭川

4月7日(日)13:00~16:30(17:00から交流会を予定)

 会場は『ときわ市民ホール』研修室401(旭川市5条通4丁目)

 

川田さん、ご参加いただけ…

 

 

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はぃ!!

川田は申し込み完了しております!!

 

 

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一応〆切が迫っていますが、道北エリアにお住いのみなさまで、まだ申し込まれていない方がいらっしゃったら北海道支部までご連絡くださいませ。

さて川田さん、本題ですね。

 

 

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去年の4月から「オプションB」という本を題材にして勉強していますが、今回はその第9章を取り上げます。心に響いたところをピックアップしますね。

 

『失敗やあやまち、悲劇が起こったときに組織が下す決定は、回復の早さと力強さを左右し、その後の栄光と転落を分けることも多い。失敗からしなやかに立ち直るためには、失敗から学ばなくてはならない。頭ではわかっていても、なかなかそうはできないのがつねである。自信がなくて自分の失敗を直視できないこともあるし、プライドが高すぎて失敗を認められないこともある。だから率直に話す代わりに、身構えて閉じこもってしまう。レジリエントな組織は、あやまちや後悔を認めやすい文化を育むことによって、このような感情を克服しやすくしている』When failures, mistakes, and tragedies happen, organizations make choices that affect the speed and strength of their recovery – and often determine whether they collapse or thrive.To be resilient after failures, we have to learn from them. Most of the time, we know this; we just don’t do it. We’re too insecure to admit mistakes to ourselves or too proud to admit them to others. Instead of opening up, we get defensive and shut down. A resilient organization helps people overcome these reactions by creating a culture that encourages individuals to acknowledge their missteps and regrets.(203P)

 

 

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うむ~「失敗」って、誰でもありますよね。

その失敗を認めるってなかなか難しくてウジウジしちゃいます、僕…。

 

 

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大きな失敗から小さな失敗まで、私の人生は失敗だらけです。

その中でもいまだに夢に出てくるのが、車を運転しているときに一時停止しなくてつかまってしまったことです。

住宅街の細い道路から旭川の「南6条通り」という幹線道路に出るときだったので、もちろん、一時停止してるつもりなんですよ。

でも幹線道路に出て少し進んだ先に、勝ち誇った警察官の顔が!

 

 

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あらま!

 

 

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免許をとって30年で捕まったのはその1回だけですからね。

なまじゴールド免許だったのでブルーになっても5年もあって、早くゴールドに戻りたいのに、屈辱のブルー5年でした。

 

 

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ブルージーンズメモリーですね~。

 

 

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近藤真彦ですね…。

それ以来、一時停止の逆三角形の標識を見るたびに、あのときの屈辱を思い出して、必要以上にきっちりと止まってしまいます。

そんなこんなで【スケバン刑事】世代の私、産カン川田は、警察の呼び方は「マッポ」です!!

きっと【積木くずし】世代の魚屋セキカワさんはどうですか??

 

 

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そうですねぇ~【積み木くずし】とゆうよりも~、もちょっと早くOAされた【3年B組金八先生】の世代ですね~。

まさに僕の生まれ故郷が舞台で、ちょうど中学生だったのでリアルに観ていました。

ただ自分は校内暴力を遠巻きにみていた優等生だったので、警察の方の呼び名は「おまわりさん」か「警察」ですね~。

 

 

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なるほど!!

かなり話が脱線しましたが、品性が求められる産業カウンセラーとしては「警察官の方」などと呼称しましょう!!

 

閑話休題、本の趣旨に戻ります。

失敗は失敗として受け入れて向き合って、以後の生活態度を改める、ということでしょうか。

そして組織としてもそのような雰囲気を作ることが大切ということなんですね。

そこまではわかるんですけど、組織にも「レジリエントな組織」というものがあるということが、新たな発見でした。

 

続いてこちらです。

『人は安心してまちがいについて語れる環境にあるとき、過失を報告しやすく、犯しにくくなる』When it’s safe to talk about mistakes, people are more likely to report errors and less likely to make them.(207P)

 

 

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これはよく理解できます。

 

 

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一度の失敗は取り返せますが、それをごまかそうとして隠してしまうと取り返しのつかないことになってしまうことがありますよね。

 

 

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「いや~、やっちゃいました!申し訳ありません!」とまず謝ってアドバイスをもらえば、だいたいのことはなんとかなりますが、ミスが許されない雰囲気の職場だと、つらいですよね。

 

 

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失敗を隠すというほどではなくても、報告する前に、ある程度リカバリーしておこうなどと思って、余計なことをして逆に悪化させがちですよね。

 

次です。

『ネガティブなフィードバックを受け止め、適切な対策をとることでこそ、潜在能力を伸ばせるのだと励ましてくれた』Sue Ashford, had taught him that gathering and acting on negative feedback is how you reach your potential.(209P)

 

 

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新しい働き方、が提唱されて以来、ずいぶんと叱ってくれる上司が減りましたね。

 

 

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パワハラという言葉が出てきてからは、叱ってくれる上司は天然記念物レベルになってしまいました。

ネガティブなフィードバックは、する方もエネルギーを使うんですよね。

 

 

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そうですよね。

ある意味でフィードバックしてくれる人は、本当に優しい人ですよね。

 

 

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ネガティブなフィードバックをされたときに、「ありがたい」と思える人は伸びる人ですよね。

あまり関係ないことですが、「私は褒められて伸びるタイプなんです」とか、40過ぎて言う人がいますけど、微妙ですよね。当然、私も褒められて伸びるタイプですけど!!

 

次です。

『フィードバックを聞き入れる能力は、レジリエンスの証である』The ability to listen to feedback is a sign of resilience.(213P)

 

フィードバックを聞き入れる能力が成長につながるのは理解しやすかったのですが、レジリエンスの証でもあるということです。

 

 

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急がば回れ」と「急いては事を仕損じる」ということわざがありますが、どっちも真実ですよね。

 

 

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それと同じで、人からアドバイスやフィードバックをもらったときに素直に聞くか、頑固に聞かないかは、どっちも間違いではないと思うんです。

でも今、うまくいっていないなら、人からの助言は素直に聞いたほうがよいのかなと思っています。

必ずしも全面的に変えてしまわなくてもフェードバックを聞き入れて今の自分を改善することはできるのかなと思います。

レジリエンス的には変えずにしがみつくこと、執着することが最悪なのかなと思います。

さて、次回はいよいよ最終回、第10章に入っていきますよ!

 

 

【おまけの旭川クイズ】

 

 

今年で39回目を迎え、3月9日・10日に旭川で開催されたクロスカントリースキーマラソンの国際大会の正式名称は何でしょうか??

 

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