産カン北海道

日本産業カウンセラー協会北海道支部の会員、養成講座受講の方々の交流の場

産カンのきずな 32

産カンのきずな32人目は瀧澤さんです。

 

 *

 

Q. お名前

 

瀧澤 加奈です。

 

 

Q. ご出身

 

帯広市

 

 

Q. ご職業

 

医療事務をしています

 

 

Q.どのようなお仕事をなさっていますか

 

メインは診療費の請求です!

現場で行っている医療行為を点数にし、病院の売り上げに変えます。

そのほか諸々の事務業務です。

 

 

Q. 特技やご趣味、あるいは今、熱中しているものは何ですか。

 

教育について考えることです。

 

 

Q.お住まい周辺のグルメ情報などございますか。

 

帰る途中にスタバがあるので、時間がある時はコーヒー飲みながら勉強します。

帯広での数少ないコーヒー飲みながら勉強できる場所です(笑)。

  

 

Q. 最近、身の回りで起きた印象的なことはありますか。

 

昨日、息子がプールの中で女の子にお姫様抱っこされていたこと。

大きくなったら抱っこする側に変わっていますように。

 

 

Q. 産業カウンセラー資格を取得した理由を教えてください。

 

カウンセリングや心理学の業界に関わっていたかったから。

 

 

Q. カウンセラーとしておすすめの本や映画などはありますか。

 

カウンセリングの本ではありませんが、「食べてうつぬけ」。

 

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食べるもので心も体も出来ているということが分かり易く書かれています。

興味がある方は是非。

 

 

Q. 資格取得後、生活や仕事の中でカウンセラーの資格が活かされたことは?

 

聴くモードに入るスイッチを入れられるようになりました。

以前、常に最後まで話を聞こうとしていると、周りの人たちが話しづらそうだったのでやめました(笑)。

また、自分の気持ちに素直になったと思います。

 

 

Q. これからのご自身についてどのようになりたいですか。またどのようなスキルを積んでいきたいですか?

 

カウンセリングの学びは続けたいです。

子どもの成長に合わせてですが、認定カウンセラーに挑戦したいなと思っています。

あと、熱く語り合える方 募集してます。

傾聴トレーニングや講習会等でお会いしましょう(*^^*)

 

 

 

ありがとうございました!!

次回をお楽しみに~!!

【実践!傾聴トレーニング】開催のお知らせ


産カンのみなさん、産カンを目指すみなさんへのお知らせです!!

 

魚屋セキカワが毎回欠かさず参加している、否、したいと心掛けている?? 傾聴トレーニンが12月に行われます!!

何と今回はタイトルのアタマに【実践!】の文字がついた特別バージョンなのだそうです!!

 

 

わが心の師匠、大澤先生もこうおっしゃっています。

 

 「いいですか、使わない刀は錆びますよ!!」

 

今回はなんと、定員18名の先着順です!!

定員になり次第、締め切ってしまうそうです・・・(涙)

 

みなさんからのご参加ご応募、おまちしております!!

 

 

 

 

【産カン川田の旭川通信】第8回 「『オプションB』を読む」

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こんにちは~旭川在住の産カン川田です。

 

 

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こんにちは~こんにちは~。

川田さん、今回はさりげない登場ですね。 

 

 

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そそそ…今月は特に旭川ネタがないので、そぉ~っとです。

なので、まずは私の近況などをお話したいと思います。

 

 

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あらま、ぜひぜひ。

 

 

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私は2015年度に産カン資格を取得。

2016年度はお休みで、2017年度に「認定カウンセラー」と「認定講師」の研修を受けまして無事に認定していただきました。

 

 

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おぉ~認定カウンセラーでいらっしゃるのですね~。

 

 

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はぃ、認定カウンセラーの方は、今年度は金曜夜の桑原理事が担当されている1・2年目向けのCSTを受講中です。

 

 

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CST

 

 

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はぃ、CSTとはケース・スタディ&トレーニンの略ですね。

 

 

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ほぉ~・・・

 

 

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そして今は9月に逐語記録の発表当番を終えてホッとしているところです。

 

 

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でました!!

逐・語・記・録~!!

つらかった記憶がよみがえります…!!

 

 

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この講座での私は問題児で、いつも「養成講座で習ったことと違う!」と発言して講師を困らせています、申し訳ありません。

 

 

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問題児でOKじゃぁないですか~!! 

問題児こそが将来大きくなるんですよ、きっと!!

 

 

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きっと??

 

 

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たぶん…野坂昭如「み~んな悩んで大きくなった」って…

 

 

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古いですね~。

 

 

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丸大食品でも「腕白でもいい、たくましく育ってほしい」って…

 

 

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たぶんこのブログを読んでいる方の半分も、丸大食品のコマーシャルを知らないと思いますよ~!!

 

 

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ガハハ!!

 

 

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さて!!

話を戻しますと、認定講師の方は8月に基本研修を終え、10月には随行研修ということで、講師の方が企業様に研修講師として出講するところに随行させていただき、実際の研修現場を見学してきたところです。

 

 

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おぉ~着々と自己研鑽を重ねていますね!!

 

 

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今後は1月に発表デモ研修があります。

無事終了すれば、来年度からは出講させていただけるということのようなので、しっかり時間を確保し準備して頑張りたいと思っています。

 

 

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頑張ってくださいね!!

 

 

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魚屋セキカワさんも先日のこのブログ記事でも書いておられましたが、傾聴はしばらくやらないとあっという間に勘所を忘れてしまいますよね。

 

 

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そうなんです!!

空手の師匠・大澤先生がよく言うことばを思い出しました。

 

「いいですか、使わない刀は錆びますよ!!」

 

 

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なので日々、意識していかないといけないな・そう感じています。

 

 

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はぃ、自分も頑張ります!!

 

 

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さて。

4月から「オプションB」という本を題材にして勉強していますが、今回はその第6章を取り上げます。

心に響いたところをピックアップしますね。

 

 『生き残ったことへの罪悪感(サバイバーズ・ギルト)は、喜び泥棒であり、死という喪失から生まれるもう1つの喪失である。大切な人を亡くすと、悲嘆だけでなく悔恨の念にも押しつぶされる。これも自責化の罠の1ひとつだ』Survivor guilt is a thief of joy - yet another secondary loss from death. When people lose a loved one , they are not just wracked with grief but also with remorse. I'ts another person - alization trap. (134P)

 

 

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うぅむ、「喜び泥棒」ですか。

英語では thief of joy っていうのですね…わかる気がします。

 

 

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それも1回だけ泥棒にあうのではなく、ずっと「喜び」という感情を取り上げられている感じです。

罪悪感を感じていれば、小さな喜びを感じたとしても、それが悪いことであるかのように感じてしまい、喜びの感情を封印してしまうのですね。

 

 次はこちらです。

 

『私たちは人のしあわせを願う。そして自分のしあわせを願うことは ― 罪悪感を押しのけて喜びを求めてもいいのだと心得ることは ― 永続化を克服することにほかならない。楽しむことは、自己への思いやりになる。あやまちを犯したときに自分にやさしくする必要があるように、楽しめるうちに楽しんで、自分にやさしくすることも必要だ。悲劇はドアを蹴破りなだれ込んできて、私たちをとらわれの身にする。相当な労力とエネルギーがなければ、逃れることはできない。逆境を経験した人が喜びを求めるのは、奪われたものをとり戻そうとする行為である』We want others to be happy. Allowing ourselves to be happy - accepting that it is okay to push through the guilt and seek joy - is a triumph over permanence. Having fun is a form of self-compassion; just as we need to be kind to ourselves when we make mistakes, we also need to be kind to ourselves by enjoying life when we can. Tragedy breaks down your door and takes you prisoner. To escape takes effort and energy. Seeking joy after facing adversity is taking back what was stolen from you.  (137P)

 

 

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悲哀にくれている身にとって「喜びを求めてもいいのだ」と心から実感することは、なかなか難しいですよね。

 

 

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そう。

そうなだけに、ここに思い至らないと逆境を克服していくプロセスを進めることはできないと思います。逆境のせいで、これまでいろいろなものを奪われ失ってきていていましたが、それを取り戻す行為が「喜びを求める」という行為であり、それは正しいことで、なんの問題もないんだ、ということに気づく必要があるということなんですね。

 

 

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そう、気づくことができるかどうか…。

 

 

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私の勝手なイメージでは、それまでは逆境に服従していたものが「喜びを求めてもいいんだ」と気づくことによって、自分の人生を取り戻し始めるような感じなのかなと感じています。

 

 

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そこがポイントなのですね。

 

 

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次です。

 

『喜びを見つけようとするとき、私たちはとかく卒業や出産、就職、親戚の集まりなど、大きなできごとに目を向けがちだ。でもしあわせにおいては、大きさよりも頻度のほうが大切なのである。配偶者を亡くした人を12年間追跡したオーストラリアの研究で、死別前と同じ頻度で喜びを味わうことができた人は、全体の26%だった。彼らには、ほかの人にない特徴があった。日常の活動やつきあいに、再び積極的に携わるようになったのである』When we look for joy, we often focus on the big moments. Graduating from school. Having a child. Getting a job. Being reunited with family. But happiness is the frequency of positive expeiences, not the intensity. In a twelve - year study of bereaved spouses in Australia, 26 percent managed to find joy after loss as often as they had before. What set them apart was that they re-engaged in everyday activities and interactions. (139P)

 

奪われていた喜びを取り戻そうとするとき、大きなものに目を向けるのではなく、日常の小さな細々としたことに喜びを見出していくと、以前のような日常生活を早く取り戻すことができる、ということなんですね。

 

 

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村上春樹も何かの本の中で「小さくても確かな幸せ」って言っていますね。

 

 

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これは感覚的にも理解しやすいですね。

たとえば週に1回、大きな喜びを感じるよりも、毎日3回、小さな喜びを感じ続ける方が良いということなんだろうと思います。

 

 

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わかります…!!

 

 

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次です。

 

『運動が、身体の健康の維持向上に役立つことはよく知られている。たとえば心疾患や高血圧、脳卒中、糖尿病、関節炎のリスクを下げるなど。だが多くの医師やセラピストが、運動は心の健康を増進する最善の手段だとも指摘しているのだ。50歳以上のうつ病患者は、ワークアウトによって抗うつ薬と同じぐらい症状改善が期待できるという』The physical health effects of exercise are well known, including lower risk of heat disease, high blood pressure, stroke, diabetes, and arthritis. Many doctors and therapists also point to exercise as one of the best ways to improve psychological well-being. For some adults over fifty who suffer from major depression, working out may even be as effective as taking an antidepressant. (144P)

 

「心と体はつながっている」ということは、いろいろな分野の研究で立証されつつあると思います。

 

 

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魚屋で働く僕は毎週末土曜の夜に空手道場に通っていますが、まさに「心と体はつながっている」を身体的な蓄積として実感することができます。

いろいろな意味で、打たれ強くなりましたから。

 

 

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悲しみを克服するという場面でも、ただじっとして悲嘆に暮れる日々を過ごすよりも、少しずつでも体を動かす方が回復につながっていくということですよね。

 

 

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少しずつ、少しずつ、ですね。

 

 

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傷ついて悲しみに沈んだ心を慰めるのはとてもむずかしいことですが、そんな状態でも、散歩程度の軽い運動なら実行できます。

 

 

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はい。

 

 

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そして散歩をすれば、きれいな景色が目に入ったり、軽く息が弾む程度の運動になり、汗をかいたりします。運動をしていると知らぬ間にリラックスできると思います。

 

最後はこのフレーズです。 

 

『どんな苦しみのさなかにあっても、自分の手でつかみとる瞬間、自分で生み出す瞬間のなかに、喜びを見つけることはできる。料理。ダンス。ハイキング。祈り。ドライブ。ビリー・ジョエルの歌の調子っぱずれな弾き語り。こうした瞬間には痛みを忘れていられる。そして喜びの瞬間を重ねるうちに、ただしあわせになるだけではないとわかる。私たちは喜びを通して、力も手に入れるのである』Even when we're in great distress, joy can still be found in moments we seize and moments we create. Cooking. Dancing. Hiking. Praying. Driving. Singing Billy Joel songs off-key. All of these can provide relief from pain. And when these moments add up, we find that they give us more than happiness; they also give us strength.  (147P)

 

 

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僕はカラオケで Billy Joelの MY LIFEをシャウトすると、小さな幸せを感じます!!

♪ I don't care what you say anymore, ~ this is my life !!  ♪

 

 

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これも先程の運動と同じで、ただじっとしていて悲しみに耐えるよりも自分の体を動かして、手を使ったり、歩いたりして、なんでもいいので何かを自分でやってみることが大切だということですよね。

最後の「喜びを通して、力を手に入れる」という言葉は、印象的ですね。

 

 

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「小さくても確かな幸せ」ですね!!

 

 

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ですね~!!

次回は第7章に入っていきますよ!

 

 

【おまけの旭川クイズ】

 

前回の答えは「cocode(ココデ)」でした。

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さて、今回の問題はガラッと変わって街路樹の種類に関する問題です。

 

旭川上川神社から緑が丘地域へ抜けるこの並木道には、「〇〇通り」という樹種そのものの名前がついています。

さて、カタカナでなんというでしょうか?

でもこれは俗称かもしれないし、諸説あるかもです。

 

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産業カウンセラー協会養成講座2018、無事終了~!!

10月28日 日曜日。

今年度の札幌教室の皆さんが終了式を迎えました。

 

午前中は、目指す産業カウンセラー像の5分間発表です。

多くの方が「今まで気づかなかった自分に気づき、大きな学びがあった」と話されていました。

 

そして学んだことで、「人から『話しやすい』『聴いてくれてありがとう』などと言われるようになった」、そういった変化を感じた方もいらっしゃいました。

 

指導者としては一年生の宗原。

初めての修了を迎えたみなさんの言葉を聴いて、感動して涙腺が緩んできました。

 

 

そして午後、27名の受講者さんが修了証書を手にします。 

 

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そして卒業生の皆さんからのアドバイスをいただきます。

 

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お話を聞いて、みなさんこれからの試験への意気込みや不安などが隠せない様子でしたが、ぜひ1月の試験に皆さんが合格するようにお祈りしていますので、頑張ってください。

 

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最後に「全員で写真を撮りたい」という声が上がって撮影の場面も。

 

今年も絆で結ばれた学び仲間が誕生したようで、嬉しかったです。

 

レポーター 宗原

傾聴トレーニング&交流会 @ 釧路に行ってきました

雲ひとつない秋晴れの土曜、

傾聴トレーニング&交流会が釧路にて開催されました。

 

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今回の釧路開催にあたって北海道支部養成講座部・会員部では、道東地区にお住いの産カンのみなさんへ以下 ↓ にあるデザインのご案内ハガキをお送りしました。

 

デザインには当ブログのピクトサインですっかりおなじみの大塚さんが登場です!!

 

はぃ、こちらから。

 

ドン!!

 

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ハガキという超アナログな媒体でのご案内となりましたが、WEBメール慣れしたみなさんにおかれましては往復ハガキってきっと最近はメッキリと見かけることの少なくなったのではないでしょうか。

なので意外とインパクトがあったのではないかしらん、なんて思ったりしています。

ご案内の届いたみなさん、いかがでしたか ??

 

 

札幌から釧路まで4時間の電車の中、私は一冊の本を読破してしまいました。

その本はこちらです。

 

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ちなみにお昼ごはんは東屋(川北分店)というそば屋で「せいろ蕎麦」と「かしわぬき」をオーダー。

 

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なんとこの日は半額デーだったようで620円。

ちょっと得した気分に・・・。

とても美味しくいただきました。

 

 

本日の会場はコチラ、釧路市民活動センター「わっと」です。

わっと・・・??

そのことばにはどのような意味があるのでしょうか・・・。

 

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こんなに大きく「わっと」と書かれているにもかかわらず、私は二度ほど会場の前を素通りしてしまいましたが、ようやく「わっと」に到着です。

 

開始時刻の1時間ほど前、すでに大塚さんがホワイトボードに本日の進行を書き終えておりまして、ご本人はマッタリとくつろいでいます。

 

これから始まる傾聴トレーニングを前に、すでに一仕事を終えた感じの大塚さんはこちら。

 

ドン!!

 

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とはいえ、そこは大塚さん。

今回ご参集いただきました7名のみなさんがお揃いになった段階で、一気にエンジン全開です!!

 

スイッチ・オン!!!!

 

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本日は大塚さんと岡村さんのおふたりが指導者の任をお務めです。

(ご苦労さまでした・そしてありがとうございました)


 

私もこの日は傾聴トレーニングに参加させていただくことに。

 

こころがけたのは「気持ちを聴いて伝え返す」です。

 

何事も基本が大事、きっと・・・。

そう思って(気持ちを聴いて伝え返す・気持ちを聴いて伝え返す・気持ちを聴いて伝え返す・・・)こころの中で何度もこの言葉を反芻、トレーニングにいどみます。

 

本日はふたつのグループに分かれて傾聴トレーニングが開始されました。

 

私はカウンセラー役をイの一番に体験させていただきました。

ですが・・・・・・

う~む・・・・・・

どうでしょう・・・

あぁすればよかった、こぅ受け返せばよかった・・・海よりも深く反省しきりです。

その時ふと、空手の師匠・大澤先生がよく言うことばを思い出しました。

 

「いいですか、使わない刀は錆びますよ!!」

 

大澤先生、御意です。

鍛錬を重ねたいと思います。

 

 

カウンセラー役が終わった途端にすっかりとリラックスしちゃいました、自分。

おかげさまをもちまして3回目はまったりとした気持ちでクライアント役にいどませていただきます。

 

(さぁて・・・何を話そっかなぁ~・・・)

 

お役ゴメンとなった自分のアタマの中をいろいろなエピソードが駆け巡ります。

 

「それでは始めてください」

 

大塚さんのタイマーを押す音を聞いた瞬間、私はこの場で全く話をするつもりのなかったはずの、こころの襞(ヒダ)に澱(オリ)のように溜まっていた悲しみのエピソードが、堰(セキ)を切ったようにススススス・・・口からこぼれ始めました。

 

『実は最近困ったことが(困ってるのか、自分は??)・・・』

『いや、困ったこと、というか(なんなんだろう??)・・・』

 

次いで自分の口から出てきたのは全宇宙的な悲しみの底に』。

そんな意外なことばです。

 

本人ですらも想像だにしなかったことばが、カウンセラー役の方とクライアント役の私のあいだに出現した海の静かな波のあいまに、小さなシャボン玉のような割れやすいカタマリとなって ことばは(ポコりと)浮遊します。

 

揺蕩(たゆた)うシャボン玉を見つめながら、しゃべり続ける自分とは違うもうひとりの自分はこんな詩を思い出していました。

 

 

あの青い空の波の音が聞こえるあたりに

何かとんでもないおとし物を

僕はしてきてしまったらしい

 

透明な過去の駅で

遺失物係の前に立ったら

僕は余計に悲しくなってしまった

 

谷川俊太郎「かなしみ」

 

 

クライアント役になって気づくことって、カウンセラー役と同じくらいたくさんあるのだな、そう思いました。

 

 

16時すぎ、傾聴トレーニングは無事終了。

 

この場で交わされた話のさまざまはすっかりと「わっと」の会議室に置いておきまして、私たちは気分をあらたに交流会会場までテクテク歩いて向かいます。

 

会場となったのは「海へ 」釧路中央店という居酒屋です。

 

松山支部長の支部活動ご報告、そして乾杯によって場は一気に和んでいきます。

 

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同じ産カン仲間のみなさんとの貴重な時間を大切にしたい、強くそう思いました。

 

 

2軒目は数名で「しらかば」とゆう名の炉ばた屋さんにむかいます。

 

酔いのまわった私、女将に日本酒・北の勝を頼んだところ・・・

「あんた、釧路に来たんだから釧路の酒を飲みなさい!!」

そう怒られてしまいました。

 

そうか北の勝は釧路じゃないんだ、根室だったのか・・・。

 

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ご参加いただきましたみなさん、ありがとうございました!!

ぜひまた開催しましょう!!

『ホンダがゆく!!』(その3)

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はぃ、

産カン北海道をご覧のみなさん、こんにちは!!

一部の熱狂的なファンの方から『ホンダがゆく!!』の続きはどうしたのだ! とゆうお叱りをうけてしまい、アタフタ慌てた編集長ですが、またしても編集長は本業の魚屋が多忙を極め、せっかくのホンダさんトークを途中で切ってしまいました。

 

あれから早1ヶ月が経過です・・・。

ホンダさんは生きているでしょうか??

 

 

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ホンダさん!!

 

 

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ホンダさん!!!!

(ガタ・ガタ・ガタガタ・・・)

 

 

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あっ、地震 ??

(ガタガタ・ガタ・ガタ・・・)

 

 

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お~ぃ、セキカワさん!!

 

 

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あっ、ホンダさん、そちら地震からの被災は大丈夫ですか????

 

 

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はぃ、世界のホンダ、

しっかりと生きています!!

就職先を決めるまで、まだ頑張らなくてはなりません!!

 

 

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ですよねホンダさん!!

ホンダさんのファンの方にむけて、まずは震災時のレポートをお願いします!!

 

 

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はぃリョーカイしました!!

9/6木曜未明の大地震で飛び起きてから直ぐに北海道全域がブラックアウトになり、懐中電灯片手に真っ暗な中、自宅に被害がないか点検してまわり、火の元のガスの元栓を止め、水が出るうちにと風呂桶いっぱいに水を貯めました。

ガソリンもあるうちにと3時間並び2,000円分給油しました。

 

 

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おぉ~、テキパキとした動きですね!!

さすが元自衛官だ。

 

 

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魚屋のセキカワさんはご無事だったでしょうか?

 

 

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ウチは翌金曜の朝7時に通電となりましたが、9/6木曜の夜はこんな感じで自宅キャンプ状態です。

 

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私の住む恵庭市の自宅の電気は地震当日の夜には電気が点りました。

 

地震後のバタバタはともかく、地震で被災した地域のことが気になりましたが、現職自衛官であればすぐにでも現地へ駆けつけるべき災害規模です。

 

 

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やはりそのレベルの地震だったのですね。

 

 

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なので、小生は9/23土曜に厚真町の災害ボランティアセンターに駆けつけ、29日までボランティア活動をしてきました!!

 

 

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な、な、なんと!!

 

 

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毎日2トントラックを乗り回し、被災されたお宅において災害関連ゴミの搬出作業や、室内の清掃・片付けなどの支援をさせてもらいました。

 

 

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どんな格好でボランティアしてたのですか??

まさか写真を撮る余裕なんてなかったですよね・・・。

 

 

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はぃ、どん!!

 

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ナイス自撮りです!!

あっ、

ガムテープに産業カウンセラーって書いてある??

 

 

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そぉなんです、ボランティアで産業カウンセラーをやったのです。

 

 

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あっ、コメントの上にある顔写真が変わった?!

 

 

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がははは !!・・・気がつきましたね。

 

 

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そりゃ気がつきますよ・・・。

で、産業カウンセラーのボランティアはどうでした??

 

 

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どちらのお宅にお伺いしても家主さんとお話していると、とにかく家主さんやご家族が「話を聞いてもらいたい」らしく話が途切れないことでした

 

 

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へぇ~・・・

 

 

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私ある日の午前中は約3時間の作業だったのですが、家主さんにつかまってしまって・・・話を聴くこと約1時間半・・・。

派遣された同じグループのメンバーとその間一緒に作業できず、迷惑をかけてしまいました。

 

 

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誰かに、自分の置かれた状況や気持ちを聞いて欲しいんですね。

 

 

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産業カウンセラーとして、被災された方お一人お一人のお気持ちを丁寧に傾聴できればと思いました。

 

 

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さすが、世界のホンダさんです。

 

 

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作業を終わり、自宅から離れる時に被災された方から「本当にありがとう、助かりました…ありがとうございました」と何度もお言葉をいただき、ボランティア活動に参加して本当によかったなと思うと同時に、こちらが元気をもらいました。

 

私は今年7月に定年退職した元陸上自衛官災害派遣に参加したことも何度もありますが、今は一民間人として地震の被災地でボランティア活動に汗を流す日々を送っています。

 

任務でも仕事でもなく、ボランティア活動として自分の志である「人の幸せに関わること」が出来て、毎日クタクタになって疲れて帰っても、失業中なのでこれ幸いに時間を気にせず、自分のやりたいことが出来る幸せを感じて毎日充実して生きています。

 

被災されても元気な皆さんの笑顔に感謝する日々でした。

 

厚真町では、引き続き被災された皆さんの支援やお話を傾聴することができるボランティアさんを募集しております。

私も、自分として出来る2トントラックの運転や重い荷物の運び出し作業が落ちついたら、産業カウンセラーの資格を活かせる傾聴のボランティアスタッフとして活動したいと思っています。

 

 

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貴重な体験談、ありがとうございます!!

 

 

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こちらこそ。

では、行ってきまぁーす!!

 

 

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えっ?!

ホンダさんってば、次回はどちらに?!

 

 

(きっとつづく)