産カン北海道

日本産業カウンセラー協会北海道支部の会員、養成講座受講の方々の交流の場

『ホンダがゆく!!』(その2)

新連載企画『ホンダがゆく!!』の第1回をUPしてから、かれこれ早1ヶ月…。

本業である魚屋での多忙を言い訳に、ブログ管理者はなかなかホンダさんに連絡が取れずに日々を過ごしておりました。

 

はぁ~、次回連載の相談をホンダさんにしなければ、しなければ、しなければ・・・そう悶々としていたところ、な、な、なんと!!・・・世界のホンダさんから連絡が入りました!!

 

ホンダさんに中継がつながっています。

 

ホンダさ~ん!!!!

今、どちらですか~!!!!

 

 

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は~ぃ、私がホ・ン・ダでーす!!!!

今、ホワイトビル周辺を散策中ですよぉ。

とゆうわけで、

管理者のセキカワさん、ブログ読者のみなさん、ご無沙汰してます。

8月になっても就職戦線異常なしでいまだに「再就職先が決まらない」ホンダです。

 

 

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世界のホンダさん、就職戦線、思うようにはいかない感じなのでしょうか??

 

 

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既に2回「撃破」されてボロボロですが、これではご先祖様に申し訳ない(?!)と思いまして、今月3回目の突撃しますが・・・

 

 

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しますが・・・

 

 

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地雷を踏みそうで・・・やばいッス。

 

 

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ホンダさん、頑張ってください!!

この前、こちらのブログを読んでいてくれている素敵な女性の方から

『連載「ホンダがゆく」のファンです! ! ホンダさんにぜひ、「就活がんばってください」と伝えてください❤❤」

とゆう励ましのコメントをいただきましたよ~!!

(※管理者注:実話です)

 

 

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あ、あ、ありがとうございます~!!(涙)

頑張らなきゃ、って思っています~。

 

それで今回は自分の「キャリア」を見つめ直すために8月18日・土曜日に実施された北海道支部の認定講座・大友秀夫先生の「キャリア・デザイン講座①」に参加してきました。

 

 

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お~ぉ、相変わらず勉強熱心ですね~。

どんな研修でしたか??

 

 

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【研修内容】は

◆キャリアデザインの基礎
 ・キャリアとは
 ・キャリアデザインとは
 ・キャリアデザインはなぜ必要か
 ・ワークショップ

といった4部構成になっておりました。

 

 

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ふむふむ・・・興味深いですねェ~・・・。

ちなみにワークショップとはどんな感じでしたか??

 

 

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はぃ、ワークショップでは【何に価値を見出すか】【自己洞察】【ライフキャリアカーブ】の3つを体験したのです。

 

 

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ほぉ~・・・講座の中で印象に残っている言葉ってありますか??

 

 

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特に印象に残っているのは【どのように生きたら、最も自分のやりたいことが実現できるのか?】といったテーマについてです。

 

大友先生はこう言います。

『自分のやりたいことの「キャリア・ビジョン」を持つこと。先ず、自分の「目的地(キャリア・ビジョン)」を明確にして、次に到達する「道順(キャリア・プラン)」を考えることにより、無駄が少なくなり到達の可能性が高くなる』と。

 

 

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クランボルツ(JD Krumboltz)の「計画された偶発性理論(planned happenstance theory)」では個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定されるとしていますし、計画(キャリアプラン)通りに進むことは少なくて、途中で変更を迫られるのが多いように感じますけれど、そのあたりはいかがですか。

 

 

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そうなのです、そうですよね。

しかし大切なのは【今・自分がどこにいて、どこに向かっているのか(目的地)を常に知っていること】だとします。

舵を握っているのは会社でもなく、誰でもなく、自分だという事実を認識することが大切だということです。

 

 

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ふむ・ふむ。

 

 

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私は3年前に職場での定年退職に備えるための教育で、自分のキャリアの棚卸をしたのですが、その際にこう考えました。

自分のやりたいことは?

「人の幸せに関わる仕事をすること」
「人の成長に関わる仕事をすること」

そのためにすべきことは?

「人の気持ちを理解できるスキルを身に着けること」
「人の成長を支援できる知識と技能を身に着けること」

 

そういったことを「10年後の理想の自分」として「思考」「志(こころざし)」してきました。

 

 

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さすが世界のホンダさんです!!

そのために何か自身が心がけていたことはありますか??

 

 

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そのために「自分のやりたいこと」と「すべきこと」を言葉にして行動してきました。

それはこういった言葉です。

 

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そして今回の研修でのワークショップ【何に価値を見出すか】でも、同じように結果が出ました。

 

 

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ほっ・ほぉ~・・・意味深い言葉ですね。

具体的に言うとどのような感じで結果が出たのでしょうか??

 

 

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実はワークショップで行われた【バリュー・カードでの価値観探し】で、まさにそういった自分自身が大切にする想いが出てきたのです。

 

 

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バリュー・カード????

マクドナルドですか????

 

 

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ちがいます!!

それはバリューセットでしょ!!

 

バリューカードはキャリアカウンセリングの場面で使われるアセスメントツールです。

まずグリーンのカード30枚とオレンジのカード40枚を手渡されます。

そしてグリーンのカードにはさまざまな名詞・単語が書かれていまして、オレンジのカードには形容詞・助動詞・動詞が書かれています。

 

 

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どんな言葉が書かれているのでしょう??

 

 

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とらえかたによってはポジティブであったり・ネガティブでもある、ベクトルの違うさまざまな[人の価値観・志向性]を指し示すワードですね。

 

 

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へぇ~・・・。

 

 

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そのカードを一通り眺めた後、自分にフィットする言葉を10枚選び抜きます。

 

 

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まず名詞・単語が書かれたグリーンで、ホンダさんが選んだ10枚が興味深いですね~、でもまさか、見せてくれま・せんよね・・・。

 

 

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はぃ、こちらです!!

ドン!!

 

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おぉ~!!

いきなり来ましたね~・・・。

ちなみにオレンジの形容詞・助動詞・動詞で残った10枚は、見せてくれませんよね・・・まさかね・・・。

 

 

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ヨッシャ!!

産カン北海道の読者にむけて、自己開示しちゃえ!!

グリーンのカードの横に並べますよ・・・

せーの、

ドン!!

 

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ありがとうございます!!

かなり生々しくホンダさんが見えてきました。

産カン北海道のブログ読者も、ここにきて騒然としていると思います!!

 

 

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はぃ!!

で、実はこのあと、合計20枚をさらに10枚にまで絞り込みます。

 

 

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あらま。

なんだかそこまで絞ると、きっと文章になりそうですね。

 

 

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その通り、結果的には文章になった気がします。

はぃ、ご覧ください・・・

ドン!!

 

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なるへそ~。

ここまで絞り込まれたカードを見て、ホンダさんのご感想はいかがですか??

 

 

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何となく『3年前の「思考」「志(こころざし)」』と、今回のワークショップで行った【価値観さがし】が同じような結果になりまして、今・自分がどこにいて、どこに向かっているのか】につながるのかな??・・・そう思えました。

 

 

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ものすごく意義深い体験になりましたね。

 

 

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そうなのです、産カンの講座では、このような刺激フルな講座やセミナーがたくさんあるのですよ~!!

 

で、もうひとつ、ご紹介したいワークショップがあるのです。

 

 

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どんなワークショップだったのですか??

 

 

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それは・・・

 

 

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それは・・・??

 

 

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次回まで、秘密のアッコちゃん!!

 

 

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あぁぁぁぁぁぁぁ!!

教えて、世界のホ・ン・ダさん!!!!

 

 

(きっと続く) 

産カンのきずな 29

産カンのきずな29人目は大塚さんです。

 

 

 

 

Q. お名前

 

大塚知子です。

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Q. ご出身

 

札幌市です。

 

 

Q. ご職業

 

会社で事務をしております。

 

 

Q.産業カウンセラー資格を取得した理由をお聞かせください。

 

28人目の新岡さんから体験談をご教示いただき、ぜひとも私自身の自己理解と人に寄り添える力を身につけたい!と思い飛び込みました。

 

 

Q. カウンセラーとしておすすめの本や映画等はありますか。

 

若かりし時に観た「グリーンマイル」でしょうか。

 

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看守役のトムハンクスが、言葉では伝えきれない気持ちを全身で表現しており、その思いを私自身がおもいっきり受容した記憶があります。

いつまでも、柔軟な心が大切だと感じています。

 

 

 

Q. 資格を取ってから生活・仕事などの中で産業カウンセラーのスキルが活かされたことはありますか。

 

仕事で、お客様からの苦情対応や職場内での人間関係の悩みについて相談をうけています。

 

 

Q. 最後にこれからご自身としてどのようになりたいですか。またどのようなスキルを積んでいきたいとお考えですか。

 

 

気持ちを理解しながらも、相手に伝えられないもどかしさを感じています。

これから、まだまだ修行します。

 

 

 

ありがとうございました。

次回をお楽しみに。

【産カン川田の旭川通信】第5回 「『オプションB』を読む」

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こんにちは、旭川在住の産カン川田です。

 

 

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川田さん、こんにちは!!

そちら旭川の陽気はいかがですか??

 

 

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旭川は7月前半に「エゾ梅雨」的な長雨が続いていましたが、やっと夏らしい気候になってきました。

 

 

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札幌の場合は先週までの猛暑がピークアウト。

過ごしやすい、札幌の【夏】って感じになってきました。

 

 

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こちらは上川神社祭や護国神社祭といったお祭りや花火大会もあり、ラベンダーなども見頃で一気にベストシーズン突入!という感じです。

9月の「食べマルシェ」まで旭川の短いけど暑くて熱い夏が始まりますよ~!!

 

 

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いいですね~ビールが美味しい季節になりましたね。

 

 

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そういえば今年の旭川はなぜかビアガーデンの数が多く、買物公園やサンロク街を中心にビルの屋上などで新規オープンが続いていて、とても盛り上がっています。

明るいうちに営業を始めるところもあるようなので、みなさんも旭川にお越しの際は、ビアガーデンをチェックしてみてください。

 

 

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ではまた産カン旭川部会を開いてビールを飲みましょう!!

そのときはこちらのブログでもメンバー募集したいですね。

 

 

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もちろん!!

産カン旭川の輪を広げましょう。

 

さて、4月から「オプションB」という本を題材にして勉強していますが、今回はその第3章を取り上げます。

心に響いたところをピックアップしますね。

 

「騒音を止めたからストレスが減ったのではない。騒音を止められるという意識が、違いをもたらしたのだ。参加者は(いつでも騒音を止められるという)ボタンを与えられたことで、『自分で状況をコントロールできる』という意識(コントロール感)をもち、その結果としてストレスに耐える力が高まったのである」Stopping the noise didn't make the difference...knowing they could stop the noise did. The button have them a sense of control and allowed them to endure the stress. 

 

苦しんでいる人には『ボタン』が必要だ」When people are in pain, they need a button. (64P)

 

これは例えば「仕事やめたい」と思ったときに、「こんな仕事、いつでもやめてやる!」と思っているのと、「住宅ローンもあるし、こんな年じゃもう転職もできないから嫌なことがあっても我慢するしかない」と思っているのでは、受けるストレスのレベルがまったく違ってくるということだと思います。

もちろん、多少イヤなことがあったぐらいでは仕事をやめたりはしないと思いますが、「いざとなったらいつでも辞めてやる」と思いながら仕事ができれば、かなりストレスは軽減できるということだと思います。

 

 

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いい意味での開き直りの「ボタン」を持つ、とゆうことでしょうか。

 

 

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このことはサラリーマン経験がある人は皆さん、体感的に理解できることですよね。

 

 続いてはこちらです。

「つらい目に遭っている友人を支えるのはあたりまえ、と思うかもしれないが、心理的な壁が邪魔をして、手を差し伸べられないことがある。他人の痛みに接したときに私たちがもつ感情には、2種類ある。『共感』を感じれば、相手に手を差し伸べようとするし、『苦悩』を感じれば、相手を避けようとする」 While it seems obvious that friends want to support friends going through a crisis, there are barriers that block us. There are two different emotional responses to the pain of others: empathy, which motivates us to help, and distress, which motivates us to avoid. (65P)

 

 

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つまり『苦悩』してしまうとは『共感』できずに『同感』してしまう、とゆうことでしょうか。

 

 

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そうですね、個人的な経験はないのですが、こういったケースはあるような気がします。

わざと手を差し伸べないというのではなく、いわゆる「固まってしまう」状態なのではないでしょうか。

親しい友人がつらい目にあっているという大事なときなのに、固まってしまって何も出来ないのは相手もショックだと思いますが、自分も大きなショックを受けてしまうと思います。

 

続いてがこちら。

「何をいっても、何をしても力になれないと思い、何もいわず、何もしない。でも騒音実験が教えてくれるように、『ボタン』は問題を解決してくれなくても、ただそこにあるだけでプレッシャーを和らげることができる。ただ友人に顔を見せるだけで、大きな力になれるのだ」 Others get overwhelmed by a sense of helplessness; they feel there's nothing they can say or do to make things better, so they choose to say and do nothing. But what we learn from the stress experiment is that the botton didn't need to stop the noise to relieve the pressure. Simply showing up for a friend can make a huge difference.  (67P)

 

 

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なるほど・・・

キャロルキングの “ You've got a friend ” とゆう名曲を思い出しました。

 

 

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「ただ、そばにいる」ということはあまり意味がないような気もしますが、苦しんでいる方からすれば、とても安心できると思います。

もちろん一緒にいることが相手の負担になってはいけないのですが、「何もせずに、ただそばにいる」ということは、とても意味のあることだと思います。

 

 

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ですよね~(涙!!)

 

 

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「こういった具体的な行動がなぜ助けになるかといえば、問題そのものを解決しようとせず、問題が引き起こしたダメージに対処するからだ。『人生には解決できない問題もあります。そういう問題は抱えて生きていくしかないのです』」 Specific acts help because instead of trying to fix the problem, they address the damage caused by the problem. " Somethings in life cannot be fixed. They can only be carried". (71P)

 

 

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素晴らしい!!

 

 

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いやー、これは本当に素晴らしい言葉ですね!!

問題を解決しようとせず、ダメージに対処する  (they address the damage caused by the problem.) 」。

このことは悩み苦しんでいる人を支えようと思った時には、肝に銘じておくべきことですね。

 

 

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解決できない問題は、抱えて生きていくしかない  (Somethings in life cannot be fixed. They can only be carried) 」も名言ですね!

 

 

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ですね!

そして第3章から最後のフレーズです。

「『あなたなら乗り越えられる』と、やさしい言葉で安心させようとしてくれる人は多かったが、なかなかそうは思えなかった。私がいちばん心強かったのは、君はひとりじゃない、一緒に立ち向かおう、という言葉である」Lots of people nicely tried to assure me, "You will get through this," but it was hard to believe them. What helped me more was when people said that they were in it with me. (77P)

 

 

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あぁ~、“ You've got a friend ”ですね、まさに。

 

 

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実際に経験したことがある人しかわからないことですね。

この二つの言葉の違いは、悩み苦しんでいる人との位置関係の違いだと思います。

前者は悩み苦しんでいる人とは違う側に立って他人事として言う言葉。

後者は悩み苦しんでいる人が立っている側に歩み寄って自分のこととして言う言葉である気がします。

 

 

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ありがとうございます!! なんだかまた元気でてきた!!

 

 

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僕も元気がでてきた!!

さて、次回は第4章に入っていきますよ!!

 

 

【おまけの旭川クイズ】

 

さて、まず前回の「旭川ラーメンクイズ」です。

ビフォー・アフターの写真が、こちら!!

 

ドン!!

 

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正解は「青葉」ですね~。

みなさんはご存知なお店でしょうか…!!

 

 

そして今回の写真は、札幌と旭川を結ぶ高速バス「高速あさひかわ号」の車内の様子です。

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この区間は中央バスをはじめとした道内のバス会社数社で共同運航されていますが、この写真は「ややレア」なJRバスの車内です。

 

ところで「高速あさひかわ号」の片道の正規運賃は2,060円ですが、一番お得な料金として次の写真の20枚つづり回数券「オールデイ20」という割引料金があります。

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さてここで問題です!!

 

この20枚つづり回数券を旭川市内の売店でバラ売りしているところがあるのですが、片道1枚の最安値はいくらでしょうか?

ちなみにJRのS切符は往復で5,080円なので、片道換算だと2,540円です。

 

答えは次回に!!

新連載 『ホンダがゆく!!』 (その1)


みなさんこんにちは!!

本日よりブログ新企画がスタートです~。

題して、本多さんの本多さんによる『ホンダがゆく』です!!

 

何回続くのかは全くわかりませんが、本多さんと会員部セキカワとのカケアイ記事で突き進んでいこうと思います。

ちなみに、本多さんのお名前をこちらのブログでは「ホンダさん」とご紹介させていただきますネ。

 

では現場のホンダさんを呼んでみましょう。

 

ホンダさーん??!!

 

 

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セキカワさん、こんにちは!!

 

 

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あっ、いた!!

ネクタイ姿のホンダさんだ!!

 

 

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はぃ、私が、ホ・ン・ダです !!

 

 

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ホンダさん、まずはカンタンな自己紹介からお願いします。

 

 

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はぃ、本年7月をもって35年間の国防最前線任務を全うし、生還したホンダ上等兵です。

現在では就職活動中でして、ハローワークにネクタイ締めて匍匐(ほふく)前進中ですが・・・いまだに敵・・・いや、就職先が全く・・・見つからず・・・(汗)

 

 

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ホンダさん、敵弾だ!!

 

(ズキューン!!)

 

 

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あっ!!・・・う、う、撃たれました・・・、、、

就職戦線にて「討ち死に」です・・・(涙)

 

 

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アドリブ抜群ですね~おつきあいいただいてありがとうございます~。

では改めましてプロフィールをどうぞ。

 

 

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はぃ、ホンダ上等兵はH28.2月に産業カウンセラー資格を取得後、間髪入れずにキャリアコンサルタント資格も取得しまして、今年度は支部認定カウンセラー育成研修を受講中です。

そして今月まもなく定年退職を迎えるわけですが、お話しした通り現在再就職のための就活中になります。

 

 

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ガチなプロフ、ありがとうございます。

さて、企画タイトルの『ホンダがゆく!!』ですが、どのような想いで決めたタイトルでしょう??

 

 

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えぇ~??

セキカワさんが勝手に決めたんじゃないですか!!!!

 

 

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ですよね~ガハハ!!

最近の自分ですが本業の魚屋が毎日忙しくて・忙しくて・・・なので産カン北海道ブログをなかなか更新できないのです。

それと更新すべき記事として会員情報はたくさんあるのですが、なかなか産カンのみなさまの声を拾えてなくて・・・。

そこで、ズキューン~!! とホンダさんに狙い撃ち、書いてもらおう、できれば連載にしてたくさん書いてもらおう、ってなコンタンです。

 

 

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リョーカイいたした!!

ではまず第1回目として、キャリアコンサルティング自主学習会「ほっかいガンバ」に行ってきた話からいかがでしょう??

 

 

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はぃ??「ほっかいガンバ」??

 

 

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そうなのです、「ほっかいガンバ」は自主学習会になります。こちらではキャリアコンサルタント有資格者を中心としたキャリコンの自主学習会でして、世話役のコマツさんとは今年3月のロードマップ説明会・会場で出会いました。

 

 

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おぉ~、世界のホンダ、世界のコマツに会う、ですね!!

 

 

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そうです、世界対決です!!

当時の私は産業カウンセラーとキャリアコンサルタントの資格は取得したものの・・・特にキャリアコンサルタントとしての実践経験が不足しており、これからどうやって経験を積んでいったらよいものか・・・本当に困っておりました。

 

 

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そんな折、世界のコマツさんに出会ってしまったのですな~。

 

 

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そうなのです、世界のコマツさんがおっしゃるには『取り敢えず参加してください!!「ほっかいガンバ」は北海道支部の会議室で毎月やってますから』って。

 

私はコマツさんの言われるがままに・・・今年の4月に初参加した次第です。

 

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ほ~・・・キャリアコンサルティング自主学習会「ほっかいガンバ」に参加してみていかがでしたか??

 

 

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げっ!高い!レベル高い!(汗)って感じでした。

キャリア・プランシートを使った本格的セッション!

セッション終了後の振り返りも、まるで・・・まるで1,000本ノックのようにビジバシとするどい指摘とゆう名のボールが飛んできます(泣)

でも・・・

 

 

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でも・・・??

 

 

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気持ちいい・・・

これです・・・

 

 

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・・・

ホンダさん、もしかして・・・

ド、ド、ドMですね。

 

 

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そうかもしれません ❤ ❤ ❤

これこれ、これこそ僕が求めていた【実践トレーニング】だ!!

心の底から強くそう思いました。

自分のレベルの低さに恥もかきますが・・・トレーニングだから恥はかいてもいいけれど・・・しかし、本物のクライアントさんにはこんな姿をみせられない、そう思って毎月2時間を冷や汗かきながら勉強させてもらっています。

 

 

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ご自身の就活もありますし、まさに実践トレーニングですね。

 

 

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はぃ、毎月・毎月、本当~に楽しみにしています。

 

 

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ナルヘソ、よくわかりました、ありがとうございます。

ちなみに、これって誰でも参加できるのでしょうか??

 

 

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くわしくは産業カウンセラー協会北海道支部HPをご覧いただけるとわかるのですが、基本的にはキャリアコンサルタント有資格者で、スキルを維持したい、さらに磨きあげたい、といった方々有志で開催されているようです。

なので門戸は広く開いていまして、世界のコマツさん曰く『まだまだ参加者を募集中です』とのことです。

費用も会議室の利用料を参加者ワリカンなのでほとんどかかりません。

 

 

 

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ありがとうございます。

次回レポートも引き続きよろしくおねがいしますネ!!

 

そして最後に、世界のコマツさんに一言どうぞ!!

 

 

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これからも千本ノックよろしくお願いします!!!!

押忍!!!!

 

 

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 やっぱり、ドMですね。

 

(きっと、つづく)

道南地区【自主学習会】が立ち上がります!!

道南地区(函館)では産業カウンセラーのみなさんが集まって、カウンセリングに関する学習会を行ってきました。

そして昨年度に引き続きまして今年度も3回程の学習会を開催する予定です。

今年度は今月21日(土曜)を皮切りに、3回の自主学習会を開催いたしますので、道南地区にお住いの産業カウンセラーのみなさん、ぜひご参加ください。

 

くわしくは日本産業カウンセラー協会北海道支部HPをご覧ください。

 

 

【産カン川田の旭川通信】第4回 「『オプションB』を読む」

 

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こんにちは!!

旭川在住の産カン川田です。

 

 

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川田さん、こんにちは!!

前回の旭川通信は5月22日でしたが、産業カウンセラー協会全国研究大会があった関係から僕も忙しくて…ちょっとお久しぶりになってしまいました。

 

 

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今回が4回目になりますが、よろしくおねがいします。

 

 

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はぃ、こちらこそよろしくお願いします!!

 

 

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全国研究大会って、セキカワさんは参加されたのですね??

 

 

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はぃ、スタッフとして参加したのです。

初日の夜にサッポロビール園で開催された交流会の企画を担当しました。

 

 

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そうなんですね。

私は仕事の関係で事前にスケジュールを確保するのが難しくて、なにも参加できませんでした。

ボランティアとして大会をサポートすることはもちろん、一人の参加者として倉本聰さんの講演を聞くことすらできませんでした。

 

 

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あっ、実は僕も基調講演は聴講できませんでした…。

とても興味深いお話しだったようですよ。

 

 

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その後の支部の研修などで集まるときに、「全国大会、お疲れ様でした!」みたいな会話が繰り広げられたのですが、何一つ参加していない私は強い疎外感を感じてしまいました。

参加できなくても、支部の会員でいてもいいんですよね?大丈夫ですよね?と少し心配な気持ちになってしまいました。

 

 

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北海道開催だったので北海道の方の参加は多かったようですけれど、ご予定もあって参加できない方もたくさんいらっしゃったみたいですね。

 

 

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ですよねきっと…。

 

ところで。

 

 

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はぃ。

 

 

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先日このコラムで、旭川で7月下旬に開催される「上川神社祭」というお祭りの出店が今年から中止になってしまうとお伝えしていましたが、関係各位のご努力により無事に場所を変えて常磐公園で開催されることになったそうです。

 

 

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ほぉ~よかったですね!!

 

 

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やはり市民の熱い支持があるイベントは復活するんですね!!

私は父の日に娘夫婦から甚平をプレゼントしてもらったので、それを着てお祭りに行ってみようと思いました。

 

 

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甚平!!シブい!!

ぜひ着たときの写真を送ってください!!

ブログを通じてみなさんに見てもらいましょう!!

 

 

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リョーカイです!!

 

さてさて。

4月から「オプションB」という本を題材にして勉強していますが、今回はその第2章を取り上げます。

心に響いたところをピックアップしますね。

 

「デーブが亡くなったばかりの頃、友人に会っても『どうしてる?』と聞いてもらえないとショックだった。はじめてのとき、これがあの『尋ねない友人』なのね、と思ったものである」In the early weeks after Dave died, I was so shocked when I'd see friends who did not ask how I was doing. The first time it happened, I thought I was dealing with a non-quesion-asking friend.  (43P)

 

 

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尋ねない友人 ( non-question-asking friend ) 」という言葉はちょっとさびしい響きがありますね。

 

 

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普段は何でも話し合っていても、友人が肉親の死や不治の病などの逆境や人生の試練のような事態に陥っているときは、そのことを話題にしないことが多いようです。

 

 

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あ、そうか…逆に話題にしないことがシェリルを傷つけた…。

 

 

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シェリルはこう書き続けます。

「気にかけていなかったのではない。つらいことを思い出させて落ち込ませたくなかったのだ」I had failed to ask him directly about his health not because I didn't care, but because I was worried about upsetting him. (44P)

 

 

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まわりの友人たちのそうゆう配慮ではある、とシェリルは気づいてはいたんだ。

 

 

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これは、人生の逆境に直面しているシェリルに対する友人たちの率直な気持ちだと思います。

しかし、このような態度が逆にシェリルを傷つけていると気づくのはなかなか難しいと思うんです。

 

 

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そうですよね…。

 

 

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ただ「尋ねない」のにはやはりもう一つ理由があって、無意識のうちに自分の側がそのことに触れたくない、話題にしたくないと感じているということもあると思います。

 

 

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うんうん、同感してしまってこちらが辛くなるのを避ける感じでしょうか。

 

 

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そうかも知れませんね…

一方で悲しみの中のシェリルはこう語りかけてきます。

「とてつもない苦しみを味わった人でさえ、その体験を語りたがることが多い」Even people who have endured the worst suffering often want to talk about it. (44P)

 

「『生存者は筆舌に尽くしがたい体験をしたからこそ、それを伝える機会がほしい、敬遠されたくないと思っているの』」" In my experience, survivors want the opportunity to teach and not be shunned because they went through something unknowable," (45P)

 

 

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聴いてほしいのですよね。

 

 

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苦しみを味わうと、もう二度とそのことは思い出したくないのかと思ってしまいます。

しかし実際は違っていて、その体験を語りたがったり伝える機会がほしいと思ったりするんですね。

 

 

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あっ、カウンセリングもそうゆうことだったりする…

 

 

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自分ひとりで抱え込むのは大変だったり、誰かに話して言語化することで思いが解放できたり、苦しみを訴えてねぎらってもらったりするような、誰かと共有したいという思いが強いということでしょうか。

 

 そして次はこちらです。

「つらい話題を避けることが、相手の気持ちを慮(おもんばか)ることになるとは限らない」Avoiding feelngs isn't the same as protecting feelings. (45P)

 

 

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僕なんかはだれか相手をつかまえて「ちょっと聴いてよ、あのね…」って勝手にしゃべり始めそうです。

 

 

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例えば、同じ職場の同僚が髪を短く切ってそれが全然似合ってなかったとしたら、私はそれを同僚には伝えません。

本人は気に入っているかもしれないし、私のセンスが他の人と違っていて私には似合っていないように見えるけど、実は世間的には似合っているのかもしれないので何も言いません。

 

 

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うん、うん。

 

 

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ところが世の中には非常にオープンな性格の人がいて、こういう場合でも「〇〇さん、髪切ったんスか?でも全然似合ってませんよ!」と声に出してしまう人もいます。

 

 

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そうゆう人って背中をたたきながら言っちゃったりしますよね!!

 

 

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こういう人は世間的には「空気の読めない人」と思われてしまいますよね。

なので多くの人はなるべく無難にやり過ごそうと思いってコメントしなかったり、「いいんじゃないですか~」など差し障りのないことを言うケースが多いと思います。

 

 しかしそうではない、ということですよね。

 髪型の例ではなくて本当に苦しんでいる場合は、スルーするよりも多少その話題に触れてあげて語れる機会を作ってあげるほうが良いということなんですね。

 

私もこれまでは完全にスルー型でした。

日本語には「そっとしておく」という便利な言葉があって、実際は余計なリスクを避けるためなのにそっとしておく方が思いやりがあるような言い訳をして、スルーすることを正当化していました。

 

 

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たしかに…「あいつは今、つらい時期なのだから、そっとしておいてやろうぜ」って言ってたかもしれません。

 

 

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ですよね…なので私はとても考えさせられました。

さて、次回は第3章に入っていきますよ!

 

 

【おまけの旭川クイズ】

 

前回まで実施していた「旭川インスタ映え八景」が早くもネタ切れのため、今回は「旭川ラーメンクイズ」をやってお茶を濁そうと思います。

 

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こちらのラーメンは、どこのラーメンでしょうか?

ビフォーアフター形式でお送りしますね!

【産カン川田の旭川通信】第3回 「『オプションB』を読む」

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こんにちは、旭川在住の産カン川田です。

4月からコラムを書き始めて今回が3回目になります。

今回もよろしくおねがいします。

 

 

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なんと、3回目につながった!!

カワタさん、えらい!!

よろしくおねがいします!!!!

 

 

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セキカワさん、

実は旭川は「音楽の街」と言われておりまして、毎年6月上旬に「音楽大行進」というイベントがあります。

 

 

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えっ、そうなんですか??…しらなかった。

 

 

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幼稚園児から大人までマーチングバンドで行進するので、沿道にはたくさんのギャラリーが出て、とても盛り上がるイベントです。

 

 

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だから買物公園にはサキソフォン吹きのオジサンの彫像があるのですか??

 

 

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そうゆうことですね、きっと・・・う~む、どうだろうなぁ??

 

 

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旭川もようやくと過ごしやすい季節到来、いろいろなイベントが目白押しですね。

 

 

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旭川はこれから楽しい季節なのですが、7月下旬に開催される伝統ある「上川神社祭」というお祭りの出店が今年から中止になってしまいました。

 

 

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あらま・・・

 

 

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とっても残念です。

来年から復活することを祈っています。

 

 

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ではまた旭川で、ヒラタさん交えて3人で飲みますか!!

 

 

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そうしますか~!!

でもその前に本題です。

 

 

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はぃ、お願いします。

 

 

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さて、前回から「オプションB」という本を題材にして勉強していますが、今回はその第1章を取り上げます。気になった部分を4つほどピックアップしますね。

 

1)

「3つのPが苦難からの立ち直りを妨げることを明らかにした。すなわち自責化(自分が悪いのだと思うこと)、普遍化(あるできごとが人生のすべての側面に影響すると思うこと)、永続化(あるできごとの余波がいつまでも続くと思うこと)である」Three P’s can stunt recovery : (1) personalization – the belief that we are at fault ; (2) pervasiveness – the belief that an event will affect all areas of our life ; and (3) permanence – the belief that the aftershocks of the event will last forever.(21P)

 

悲しい出来事があっても時間が経つと自然に回復してくるものですが、それを妨げるものとして、自責化(personalization)、普遍化(pervasiveness)、永続化(permanence)の3つがあるということですね。

冷静になって考えると、この3つの考えは事実と違うことに気づくのですが、悲しみの嵐の中にいるときには、この誤った考え方を拭い去ることができずに、悲しみから回復することができなくなるということです。

 

2)

「将来の自分がどんな気持ちになるかを予測する『感情予測』の研究により、人はネガティブな出来事の影響が、実際より長く続くと予測しがちなことがわかっている」Studies of “ affective forecasting “ – our predictions of how we’ll feel in the future – reveal that we tend to overestimate how long negative events will affect us.(28P)

 

これは1)で指摘されていた「永続化」の考え方に近く、ネガティブな感情が実際よりも長く続くと勘違いしてしまう傾向があるということですね。

 

 

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そうですよね・・・。

つらい経験があると、つい自分を責めてしまったりするし。

もうこの先もきっとダメだろうって思っちゃうし、気分的にもずっとダメな感じを引きずっちゃいますもんね・・・うぅ・・・(涙)。

 

 

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ところが、シェリルは次のように言いますよ。

 

3)

「身体に生理的な免疫システムがあるように、脳にも心理的な免疫システムがある。何かまずいことが起こると、本能的に防御システムが働くようにできている。絶望の中にも希望の光を見つけ、不運を幸運に見立てようとする」

Just as the body has a physiological immune system, the brain has a psychological immune system. When something goes wrong, we instinctively marshal defense mechanisms. We see silver linings in clouds. We add sugar and water to lemons. We start clinging to clichés.(29P)

 

最初は1)の「普遍化」で指摘されていたとおり、何をしていても何を考えていても不幸に結びつけて考えてしまっていたものが、時間の経過とともに免疫システムが活発になり、「絶望の中にも希望の光を見つけ、不運を幸運に見立てようとする」作用(We see silver linings in clouds)が働き始めるようになるということです。

 

4)

「たとえ今はどんなにさびしくても、次の晴れ間が必ずやってくるとわかった。このことは『自分でなんとかできる』という感覚、すなわちコントロール感を取り戻すのに役立った」I started to learn that no matter how sad I felt, another break would eventually come. It helped me regain a sense of control.(29P)

 

僕は「コントロール感」(a sense of control)という言葉がとても大切なキーワードだと感じました。

つらくても苦しくても、全体の状況が把握できていて、自分がその状況をコントロールすることができるのであれば、ある程度その苦しみには耐えることができるということかと思います。

 

 

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ふむふむ、まず「心理的な免疫システム」が働いて、そして「コントロール感」の獲得でしょうか。 

 

 

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逆に言うと「コントロール感」がない状態は非常に苦しいということです。

自分の意志や行動に関係なく、どれだけ努力してもただ苦しい状況だけが続くような場合は、メンタルヘルス的には危険な状態だということだと思います。

 

 

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この中で、カワタさんのベストフレーズをあえて選ぶとすると??

 

 

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第1章のコラム的ベストフレーズは「脳にも免疫システムがある」(the brain has a psychological immune system)です。

 

 

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自分もそう思った!!

なんだか「がんばれ~俺の脳!!」って応援したくなっちゃったな!!

すごいフレーズですね!!

 

 

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苦しみが永遠に続かないのは、この脳の免疫システムのおかげです。

この存在に気づくことで「コントロール感」を取り戻して、自責化、普遍化、永続化という3つのPが誤解であることに気づくことができれば、回復のプロセスが始まるのではないかと思います。

さて、次回は第2章に入っていきますよ!!

 

 

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なんだか前向きになってきたぞ!!

ぜひ次回にてお願いします!!

 

 

【おまけの旭川クイズ】

 

前回は「旭川インスタ映え八景」の第2回として、手の形をした噴水の彫刻の問題を出題しました。

正解は、旭川のメインストリートである「買物公園」の最北端8条にある、その名も「手」という、そのまんまの名前の彫刻でした~。

 

この彫刻は昔、買物公園5条のメガネ店の前にありましたが、平成14年の道路整備のときに移転されました。

 

すごく昔、旭川に「ポルノグラフィティ」がコンサートに来たことがありまして、私も聞きに行きました。

旭川文化会館の大ホールでコンサートをしていたときに、曲間のMCでボーカルの人が「リハーサルの前に買物公園?の道を散歩してたら、なんか気持ち悪い手の形をした噴水があって~」と、この手の彫刻をイジっていた思い出があります。

20年近く前の話かな(笑)

 

さて、今回の旭川クイズは、看板の写真です。

これは知る人ぞ知るという感じで旭川市民でも若い方やお酒を飲まない方はわからないかもしれません。

「どこにある、何か」を考えてみてくださいね~。

 

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